BMWグループは20日、30日に開幕するパリモーターショーにおいて、車載テレマティクスシステム、「コネクテッドドライブ」の新機能を初公開すると発表した。
今回加わる新機能は、Apple社のタブレット型コンピューター、『iPad』との連携を狙ったもの。BMW各車の前席ヘッドレスト後部にiPadを取り付けたうえで、車内にWiFiスポットを構築。移動中でも後席の乗員が、ワイヤレスでインターネット接続を楽しめるという内容だ。
BMWグループは今年7月、Apple社の『iPhone』と『iPod touch』向け最新OS、iOS 4に含まれる「iPod Out」への対応を発表。カーオーディオに接続した際、車両側のモニターに曲名などの情報を表示するとともに、車両側からも各種操作ができるようになった。
新機能の市販車への導入時期はアナウンスされていないが、BMW各車やMINIにも幅広く設定される見込みだ。