GMの中国合弁、SAIC-GM(上海通用五菱汽車)は14日、新型車『ホングァン』を発売した。中国初の小型MPVで、ファミリー&ビジネスユースに対応する。ホングァンのボディサイズは、全長4305×全幅1680×全高1780mm、ホイールベース2720mm。取り回し性能を維持しながら、3列シートの室内は最大8名が乗車できる広さを持つ。直列4気筒ガソリンエンジンは「P-TEC」と呼ばれ、1.2リットルが最大出力71psを発生。1.4リットルは、102ps、13.3kgmのスペックだ。1.6リットル仕様は、最高速150km/hの動力性能と、13.5km/リットルの燃費性能を両立させた。ホングァンの現地価格は、4万4800元(約55万円)から。GMチャイナのケビン・ワーレー社長は、「ホングァンは、中国で拡大中のファミリー&ビジネスニーズに応える車」と語る。SAIC-GMは2009年、中国で106万1213台を販売し、中国メーカー初の年間100万台超えを達成した。ホングァンの投入で、さらなる販売の上乗せを図る計画だ。
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