トヨタ タンドラ に2011年モデル…人気車改良で米販売増めざす

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タンドラ2011年モデル
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米国トヨタ販売は10日、北米向けの大型ピックアップトラック、『タンドラ』に2011年モデルを設定した。

現行タンドラは2代目モデル。GMのシボレー『シルバラード』、フォードモーターの『Fシリーズ』、クライスラーグループのダッジ『ラム』など、米ビッグ3の最後の牙城といわれる大型ピックアップトラック市場攻略を狙って、トヨタが2007年に投入したのが2代目タンドラだ。

2011年モデルでは、ベースグレードの4.0リットルV型6気筒ガソリンエンジンがパワーアップ。上級グレード用の5.7リットル&4.6リットルV型8気筒ガソリンユニットと同じく、独立型デュアルVVT-i機構を組み込んだ。

これにより、最大出力は236psから270psへ34psパワーアップ。最大トルクも36.8kgmから38.4kgmへ、1.6kgmの向上を果たした。トランスミッションは5速MTを組み合わせる。

また、2011年モデルでは、全車に新しいトレーラー牽引システムを採用。VSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)との統合制御により、トレーラー牽引時の走行安定性を引き上げている。

タンドラの今年1〜8月米国販売は、前年同期比23.3%増の6万1722台と好調。トヨタは2011年モデルの投入で、さらなるセールスアップを狙う。

《森脇稔》

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