ヤマハ発動機は、業務専用に設計した電動アシスト自転車『PAS GEAR』シリーズに、スタッガードフレームを用いた「PAS GEAR-S」を追加して9月29日から発売する。
また、U字フレーム採用の従来モデル「PAS GEAR」は「PAS GEAR-U」に車名を変更する。PAS GEARは従来、乗り降りしやすいU字フレームだったが、今回スタッガードフレームモデルも新設定した。
PAS GEARシリーズは、業務利用向けに専用設計したモデルでパワフルなアシスト力と高い積載性、耐久性、使い勝手を追求した。
具体的には、アルミ製ケースのドライブユニットとPASシリーズ最大容量の8.1Ahリチウムイオンバッテリーの組み合せに加え、今回新たに内装3段変速機と全域でパワフルなアシスト制御を可能にする独自の機構「S.P.E.C.3(内装3段変速)」を採用した。また、チェーンやタイヤなどの駆動系パーツの耐久性を高め、業務用に実用性を高めた。
さらに見やすくモード切り替えが簡単なメインスイッチ、大型フロントバスケット、取っ手を左右に標準装備としたリヤキャリアなどを採用した。
価格は2車種とも15万5800円。