ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMジャパン)は26日、キャデラックブランドの2011年モデルとして『SRXクロスオーバー』の日本導入を発表した。2010年12月より販売を開始する。
SRXクロスオーバーは『CTS』などと共通のデザインコンセプトを踏襲した存在感のあるスタイルと実用性を兼ね備えたプレミアムクロスオーバーモデル。
先進の電子制御LSD付きAWDシステムや新ボディ構造、フル・エアバッグシステムやスタビリトラックシステムなどを採用することで安全性能を追求した。これにより米国安全基準、IIHSの「トップ・セーフティ・ピック2010」を受賞している。
V6・3.0リットル直噴エンジンを搭載、軽快かつラグジュアリーな走りを実現したとしている。またU字レールを採用したラゲッジルームや、高さ調整メモリー付パワーリフトゲートなどSUVならではの使い勝手も追求した。
SRXクロスオーバーは「ラグジュアリー」と、豪華装備を満載した「プレミアム」の2グレードを設定。価格はラグジュアリーが549万円、プレミアムが599万円。同社は、「没個性的なデザインが多いSUV市場において、SRXのインパクトは大きい。また、欧州SUVだけでなく、レクサス『RX』のような国産プレミアムSUVに対しても競争力のある価格設定としている」と説明する。