ポルシェは29日、『パナメーラ』の累計生産台数が2万5000台に到達したと発表した。発売から10か月で達成した記録だ。
パナメーラは2009年9月、ドイツでの販売がスタート。その後、世界各国へ販売エリアを拡大した。発売から3か月後の2009年12月、累計生産台数は早くも1万台を突破。その後も米国を中心にセールスを伸ばし、発売から10か月で累計生産台数が2万5000台に到達した。
記念すべき2万5000台目のパナメーラは、ルビーレッドのボディカラーをまとった3.6リットルV6仕様。ドイツ・ライプツィヒ工場の640名の従業員が祝福する中、米国の顧客に向けて出荷された。
ポルシェのベルンハルド・マイヤー副社長は、「パナメーラのV6仕様は、クラスの新基準を打ち立てるパフォーマンスが、世界中の顧客から支持されている」と述べている。
パナメーラに関しては2011年、『カイエン』続く同社の市販ハイブリッド第2弾が設定される予定だ。