メルセデスベンツは27日、現行『CLS』の生産を終了した。
CLSは、2004年に発売。先代『Eクラス』をベースに開発された4ドアクーペだ。メルセデスベンツ初の4ドアクーペは市場に受け入れられ、2010年7月までの世界累計セールスは、17万台以上に到達している。
現行CLSの最終モデルは、5.5リットルV8ガソリンエンジンを積む「CLS550」グレード。AMGスタイリングパッケージなど数々の特別装備が盛り込まれたブラックボディの1台だ。このファイナルモデルは、ドイツ・ジンデルフィンゲン工場から、米国の顧客に向けて出荷された。
次期CLSは、9月30日に開幕するパリモーターショーでデビューを飾る見込み。アウディが26日に発表した『A7スポーツバック』と、真っ向からぶつかるモデルとなる。