日野 レンジャー、走行不安定になり事故のおそれ

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レンジャーの改善箇所
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日野自動車は26日、中型トラック『レンジャー』のスタビライザに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2001年12月24日~2010年6月30日に製作された3045台。

後軸サスペンションのスタビライザのアーム強度が不足しているため、車両重心が高い状態や過積載状態でローリングを繰り返すと、アームに亀裂が発生し、アームが折損して走行が不安定になるおそれがある。

全車両、スタビライザを対策品と交換する。なお、対策品の供給に時間を要するため、暫定措置としてスタビライザのアーム部の亀裂の有無を点検し、亀裂が認められた車両は新品に交換し、後日対策品と交換する。

不具合発生件数は22件で、市場からの情報で発見した。物損事故が6件起きている。

《レスポンス編集部》

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