フィアットが7日に発表した新型2気筒エンジン、「ツインエア」。その搭載第1号車、フィアット『500』と『500C』のPR映像が、動画共有サイトで公開された。ツインエアは、排気量875ccでターボを装着した新型2気筒エンジン。1.4リットル直列4気筒並みの動力性能を備えながら、燃費を30%向上させているのが特徴だ。2気筒エンジンらしく、軽量コンパクトに設計され、1.2リットル直列4気筒比で、23%コンパクトかつ10%軽い。最大出力は85ps/5500rpm、最大トルクは14.6kgm/1900rpm。0~100km/h加速は11秒、最高速は173km/hと、1.4リットル直列4気筒エンジンと同等だ。エコモードでは、最大出力が77ps、最大トルクが10.2kgmに抑えられ、1.4リットル比で最大30%の燃費改善を実現する。また、アイドリングストップを組み込み、CO2排出量は92~95g/km、欧州複合モード燃費は24.4~25km/リットルと、環境性能も高水準。フィアットによると、2気筒エンジンの課題であるNVHにも、徹底した対策を施したという。このツインエアエンジンは、欧州向けのフィアット500と500Cに搭載され、9月から販売開始。新型2気筒エンジンのスムーズな走行性能を示した影像は、動画共有サイトで見ることができる。
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