F1ヨーロッパGP決勝(27日)で値千金の7位フィニッシュを果たした小林可夢偉(ザウバー)のレース後コメントである。
「チームはスタート前にペドロ(デラロサ)と僕でタイヤ作戦を変えることにしました。僕は硬いほうのタイヤでスタートし、他のライバル全員がピットに戻ったときもコース上にステイする戦略をとりました」
「3位のポジションで走るレースは楽しかったですが、それでもバトンとのバトルは厳しいうえにタイヤを酷使しないように注意しました。最後のラスト4周でタイヤを変えた僕は誰よりもグリップがよかった! もちろんアロンソとブエミをオーバーテイクするのは相当なリスクがあるチャレンジでした。失敗すればクラッシュしてチームに何を言われていたか、わかりません(笑)」