ランボルギーニは24日、『ガヤルド』の累計生産台数が1万台に到達したと発表した。生産開始から7年目での記録達成。ランボルギーニの歴代車種としては、最も量販に成功したモデルとなった。
ガヤルドは2003年にデビュー。5.0リットルV10(500ps)をミッドシップに搭載し、4輪を駆動するスーパーカーとして誕生した。その後、オープンの『スパイダー』や軽量バージョンの『スーパーレジェーラ』など、バリエーションの拡大を図った。
2007年には、エンジン排気量を5.2リットルへ拡大するなど大幅な改良を受け、『ガヤルドLP560-4』に進化。2008年になると、『LP560-4スパイダー』を追加し、2009年には限定後輪駆動モデルの『LP550-2バレンティーノ・バルボーニ』がリリースされた。
さらに今年3月のジュネーブモーターショーでは、究極の軽量仕様、『LP560-4スーパーレジェーラ』が登場。0~100km/h加速3.4秒、最高速325km/hの性能は、世界トップレベルにある。
ガヤルドの記念すべき1万台目は、イエローボディの1台で、中国の顧客に向けて出荷。25日、上海で開催される中国初の「ランボルギーニデイ」において、顧客に引き渡されることになっている。
ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOは、「ガヤルドの累計生産1万台到達は、ランボルギーニにとって非常に意義のある出来事。我々の顧客層拡大に、大きな役割を果たしている」と述べた。