GSユアサのEV用急速充電器…容量選択で高い汎用性

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EV用急速充電器「ECV-50KA」
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GSユアサは24日、電気自動車(EV)用急速充電器「ECV-50KA」を開発し、7月1日から販売を開始すると発表した。

新開発の充電器は、CHAdeMO協議会によるチャデモプロトコルを採用し、大型液晶カラーパネルと音声ガイダンスによる高い充電操作性を実現したとしている。三菱『i-MiEV』で換算すると、50kW出力の場合、30分間の充電で8割の約120km走行分を充電できる。

ECV-50KAは、10kWの電源ユニットを組み合わせた構成となっているため、設置場所の受電状況に合わせて10~50kW間でフレキシブルに容量を選択することができる。また、小型化し屋外設置可能としたことで、高い汎用性を実現した。

価格は50kW出力が320万円で、初年度200台の販売を見込んでいる。

今後、EVの市場投入が本格化するにつれて、自治体などを含めた充電設備のインフラ整備も進む見通し。同社は新型充電器の販売を促進して、EV普及の環境を整備する。

《レスポンス編集部》

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