電子情報技術産業協会は、5月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。それによると5月民生用電子機器の出荷金額は、前年同月比18.0%増の2308億円と10か月連続プラスとなった。
分野別では、映像機器国内出荷金額が同22.3%増の1668億円と12か月連続プラスとなった。音声機器国内出荷金額は、同5.2%減の114億円と4か月ぶりにマイナスとなった。カーAVC機器国内出荷金額は、同11.4%増の526億円と8か月連続で前年を上回った。新車販売が好調に推移しているため、カーAVC関連製品も全体的に好調だった。
カーAVC関連の製品別出荷台数では、カーオーディオはカーステレオ本体(カセット)が同25.8%増の9000台、カーCDプレーヤが同25.8%増の32万1000台となった。
カーカラーテレビは同23.2%増の3万3000台と4か月連続でプラスとなった。カーDVDは同77.9%増の2万1000台と7か月連続プラスとなった。カーナビゲーションシステムは同28.6%増の42万7000台と12か月連続プラス。ソース別構成比では、CD/DVD-ROMタイプが8.9%、HDDタイプが39.4%、フラッシュメモリその他が51.8%だった。
ETC車載ユニットは特需の反動が続いており、同71.6%減の19万3000台と7か月連続でマイナスとなった。