【日産 ジューク 発表】日本の粋を表現

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日産から新しく登場した『ジューク』のドアトリムは、“ダイバーズ・フィントリム”といってスキューバダイビングで使うフィンをイメージしてデザインされている。

グローバルデザイン本部プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの渡辺誠二さんは、「構造体をパットで覆うことで、ドアを開けたときに非常に鮮烈な印象を与えるデザインになっています」という。

これはドアを開けたときのみに見える日本的な粋を表現しているという。「粋というのは日本人の江戸の文化から生まれて来たものです。ヨーロッパなら派手なものはどんどん見せたいという感覚ですが、ジュークではちらっとだけ見せているのです」。

渡辺さんは「理屈を超えたデザイナーの遊び心です。そうでないと空間がファッショナブルにならないですから」と説明する。

「このセグメントの車は女性にも乗って欲しい。女性は“鉄板剥き出しだからカッコいい”というのではなくて、“ファッショナブルかどうか”で製品を評価すると思うのです。そういうことを踏まえ、デザインにこだわったのです」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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