富士重工業は17日、スバル「レガシィ」のステアリングロールコネクタに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年4月20日~2010年3月23日に製作された2万7333台。
ステアリングロールコネクタのフラットケーブルで、製造時にケーブルに塗布しているグリスの製造ばらつきにより、ケーブル表面にケミカルストレスクラックが発生し、導線が断線して運転席エアバッグの不作動、警音器の不鳴となるおそれがある。
全車両、ステアリングロールコネクタの製造ロット番号を確認し、該当するものは良品に交換する。
不具合発生件数は5件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。