東京コンクール・デレガンス、2010年は臨海都心で開催

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笹本健次大会運営委員長(左)、ポール・ゴールドスミス大会会長(中央)、シティカードジャパン株式会社取締役社長マルコ・レヴェルディート(右)。16日の記者会見
  • 笹本健次大会運営委員長(左)、ポール・ゴールドスミス大会会長(中央)、シティカードジャパン株式会社取締役社長マルコ・レヴェルディート(右)。16日の記者会見
  • 第1回のベストオブショー、ロールスロイス・ファントムIIコンチネンタルD.H.C
  • 第2回のベストオブショー、マセラティA6G-2000クーペbyビニャーレ
  • 特別審査委員長レオナルド・フィオラバンティ

東京コンクール・デレガンスが、7月22〜25日にかけてお台場にある東京都立潮風公園(東京都品川区)で開催されることが決定した。主催は東京コンクール・デレガンス実行委員会。

初回は2007年に東京ミッドタウン(東京都港区)で、第2回目は昨年六本木ヒルズ(東京都港区)で開催され、今回の「東京コンクール・デレガンス2010 Supported by ダイナースクラブ」が3回目。

コンクール・デレガンスはクラシックカーの優雅さやオリジナル性、そのヒストリー(そのクルマそのものの来歴など)を審査員が審査し、競うイベントである。特に欧米での認知度は高く、1929年から開催されているイタリアのヴィラ・デステやアメリカのペブルビーチはその中でも権威あるイベントとして知られている。

東京コンクール・デレガンスはそれらのアジア版と位置付けられると大会会長のポール・ゴールドスミス氏はいう。今回のテーマは“自動車の現在・過去・未来”とし、「ヒストリックカーを大切にするということは、我々の主要なテーマです。しかしクルマは我々の生活の道具として常に未来に向けて進んでいくものです」としたうえで、今回のコンクールでは「過去を振り返りつつ、現在のクルマの姿を知り、さらには未来のクルマを占うところまでこのコンクールで表現できればと思います」と大会運営委員長の笹本健次氏は話す。

コンクールには1910年から1975年までのクラシックカーが約50台出品され、レオナルド・フィオラバンティ(ピニンファリーナ元チーフスタイリスト)や日産自動車常務執行役員の中村史郎氏など約10名の審査員が審査を行うという。

また、今回は特別企画展として最先端のエコカーや近年のコンセプトカー、今年100周年を迎えるアルファロメオをフィーチャーした過去および最新モデル、また、映画『バットマン・リターンズ』で活躍した『バットモービル』などが展示されるという。

●会期:2010年7月22日(木)〜25日(日)
一般公開は23日(金)より
●会場:東京都立潮風公園(品川区東八潮)
●入場料:無料

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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