アルピニストの野口健氏が、メルセデスベンツ『ML350ブルーテック』の発表会にゲストとして登場した。
野口氏は同時に発表された特別仕様車「ML350ブルーテック4マチック リミテッド フォー セブン サミッツ by ケン・ノグチ(ML 350 BlueTEC 4MATIC Limited for Seven Summits by Ken Noguchi)」の企画にも携わっており、メルセデス日本のニコラス・スピークス社長からキーの引き渡しがおこなわれた。
野口健氏は「どういうクルマに乗れば自分のメッセージになるのかを考えた。ハイブリッドは当たり前すぎてしっくりこない」と述べる。
続けて「最新のディーゼルは、イメージが悪かったかつてのディーゼルとは違う。トルクの力強さに加えて燃費の良さも素晴らしく、運転していて面白く環境にも優しい。メルセデスはクリーンディーゼルを他の輸入車ブランドに先駆けて導入しているが、最初にやるのは大変なこと。だが、これを突破すれば一気に広がっていくのではないか」と述べ、「さっそくこのクルマ(ML350ブルーテック リミテッド)で富士山の清掃に行くつもり」と語った。
特別仕様車のML350ブルーテック リミテッドの企画に当たり、野口氏は「雪と氷の結晶のようなホイールを付けたかった」とリクエストを出したという。実車にはそのアイディアを具現化したスポークタイプのホイールが装着されている。
なお、ML350ブルーテック リミテッドの売上金の一部は、野口氏が代表を務める「セブンサミッツ持続社会機構」を通じて清掃活動や温暖化調査などの環境保全活動に寄付されるという。