【BMW X1 試乗】3シリーズ以上の実用車…島崎七生人

試乗記 輸入車
X1 xDrive 25i(18インチホイール)
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4番目となるBWMの“X”モデル、『X1』。このクルマはことによると、『3シリーズ』セダン以上に普通感覚で乗れる実用車かもしれない。

「日本市場をかなり意識した」という全幅(1800mm)は扱いやすくエンジンフードがよく見え、安心。さらに1545mmに設定された“立駐”に入る低全高が、ワゴン+α程度の絶妙に自然な視線の高さを作っている。

BMW特有の運動能力養成ギプスを嵌められたような乗り味&挙動も陰を潜め、装着するピレリP7のおかげもあり、街中から高速まで乗り心地もしなやか。助手による助手席インプレによれば、17インチの「18i」より、18インチの「25i」がより上質な乗り心地とのこと。

後席は意外と着座位置が低いが、背もたれが3分割なのは便利。ラゲッジスペースも奥行きがたっぷりあるのに驚く。トガり具合が抑えられた最近のBMWデザインなのも馴染みやすい。キャラとしては、軽快でスポーティなFR・2リットルの「sDrive18i」、よりプレミアム感覚の4WDの「xDrive25i」といったところか。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より『GOLD CARトップ・ニューカー速報』の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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