メルセデスベンツ Eクラス、米IIHSで最高の衝突安全性評価

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Eクラスの衝突テスト
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  • Eクラスの衝突実験(写真は開発時のテスト)
  • Eクラスの衝突実験(写真は開発時のテスト)

米国IIHS(道路安全保険協会)は13日、メルセデスベンツ『Eクラスセダン』を、「2010トップセーフティピック」に選定した。

IIHSの衝突テストは前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。さらにIIHSはルーフ強度テストも行い、総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定し、衝突安全面でのお墨付きを与えている。

Eクラスセダンの衝突テストは、2010年3月以降に生産された3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを積む「E350」グレードで実施。前後席のヘッドカーテンエアバッグやフロントシート内蔵エアバッグを標準装備する。

テスト結果を検証すると、前面衝突では頭、首、胸、膝、足とすべての部位に受けるダメージが最小限で、各部位がGOOD(優)評価と認められた。

同様に側面衝突でも、運転席と助手席で、すべての部位へのダメージが少なく、GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しても、前面、側面衝突ともにGOOD(優)となった。

さらに、後突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストも、GOOD(優)。そして総合評価は、最高のGOOD(優)を獲得した。

すべてのテストで、パーフェクトな結果を残したEクラス。IIHSは「Eクラスのトップセーフティピック獲得は初」と説明している。

《森脇稔》

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