中国国際エキシビジョンセンターは10日、2日に閉幕した「北京モーターショー」(オートチャイナ2010)が大盛況だったと発表した。
今年の北京モーターショーには、990台の車両が展示。海外メーカーの14車種を含む89モデルが、ワールドプレミアを飾った。また、コンセプトカーは65台が出品。そのうち、海外メーカー車が37台を占め、中国市場重視の姿勢を示した。
4月23日から5月2日までの期間中の総入場者数は、78万人と過去最高。5月1日には、1日分の来場者数としては新記録となる14万5900人が会場に押し寄せ、中国国民の自動車に対する関心の高さを示した。取材メディアの人数は、1万2500名にのぼったという。
ちなみに、2009年秋の東京モーターショーの総入場者数は、前回比43.1%減の61万4400人。東京は13日間、北京は10日間だったから、来場者数の開きは大きい。
2011年は、隔年交互開催の上海モーターショーの年。北京モーターショーは、2年後の2012年に行われる。