ドイツ・ブンデスリーガ1部のサッカーチーム、FCバイエルン・ミュンヘンは9日、22回目の国内リーグ優勝をファンに感謝するため、アウディ車に乗ってパレードを行った。
FCバイエルン・ミュンヘンは、1900年に設立された伝統あるサッカーチーム。ドイツ1部リーグに所属し、リーグ優勝21回、ドイツカップ制覇14回など、輝かしい戦績を残している。
FCバイエルン・ミュンヘンは8日の最終戦で、ヘルタBSCベルリンを3対1で下し、22回目の国内リーグ優勝を決めた。翌9日の優勝パレードでは、FCバイエルン・ミュンヘンをスポンサードするアウディが、最新モデルを提供した。
優勝パレードは、新型『A1』の「FCバイエルン」仕様が先導。この車両は12日に開幕する欧州最大規模のフォルクスワーゲン&アウディのファン感謝イベント、「Wortherseeツアー」用に製作された1台だ。
ミサノレッドのボディカラーを基本に、ボンネットやドアに、FCバイエルンのチームデカールを装着。スタープレーヤーのロッペン選手の背番号、10があしらわれている。
また、ルイス・ファイ・ハール監督は『R8スパイダー』でパレード。その他の選手は『A5カブリオレ』のリアに座り、多くのファンの声援に応えた。
アウディは2009年11月、FCバイエルン・ミュンヘンの株式9.09%を取得すると発表。アウディは2002年から、同チームをサポートしており、選手や監督に毎年、アウディの新車を贈呈するなど、さまざまな活動を行ってきた。アウディは2010年3月から2011年7月までの1年4か月間に、総額9000万ユーロ(約107億円)を投じて、FCバイエルン・ミュンヘンの全株式の9.09%に相当する250万株を取得。関係強化を図っている。