フォードモーターは3日、4月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は16万2996台で、前年同月比は25.5%増。7か月連続で前年実績をクリアした。
ブランド別では、「フォード」が前年同月比26.1%増の14万6589台、「マーキュリー」が19.1%増の9128台、「リンカーン」が21.9%増の7279台だった。
フォードブランドの乗用車系では、『フュージョン』が前年同月比3.5%増の1万8971台をセールス。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も、20.7%増の1万4107台と好調だ。『トーラス』も99.1%増の6166台と伸びている。
フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比42.4%増の4万0946台を販売。『エスケープ』は40.8%増の1万9146台、『エッジ』は18%増の9003台、『エクスプローラー』は42.2%増の5295台を売り上げた。
マーキュリーブランドでは、フュージョンの兄弟車の『ミラン』が、前年同月比36.5%増の3101台と好調。リンカーンブランドでは、大型セダンの『タウンカー』が、67.6%増の1143台を販売している。
フォードが米国販売において、前年同月比20%以上プラスを達成したのは、これで5か月連続。フォードのKen Czubay副社長は、「フォード車の品質と信頼性がリセールバリューを高めている」と、アピールしている。