セーフティトレーニング・シニアドライバーズスクールを全国で実施

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日本自動車工業会は28日、日本自動車連盟(JAF)、全日本交通安全協会との共催で、安全運転実技講習会「セーフティトレーニング」、「シニアドライバーズスクール」を全国73会場で開催する。開催期間は2010年5月5日から2011年3月6日まで。

講習会は警察庁、都道府県警察本部、都道府県交通安全協会なども後援し、普通運転免許を所持し運転歴1年以上のドライバーを対象に実施される。

セーフティトレーニングは、車の特性と限界性能などの理解を通して、安全運転技能の向上を図るとともに、安全運転の重要性を広く社会に喚起することを目的に実施。前回は658人が参加し、これまでの合計参加者数は9700人近くとなっている。

カリキュラムは、運転の基本である確認を始め、ストレート・オフセットスラロームや反応ブレーキ、コーナーリング特性体験など実際の交通場面に沿った内容となっている。昨年度から新たに導入している先進安全技術体験コースについてはASVコース(プリクラッシュセーフティ、ESC体験など)を4会場、ESC体験を15会場で行う予定。

シニアドライバーズスクールは、自分の運転特性と心身機能を再認識し、安全運転に役立ててもらうことを目的に実施。

50 - 64歳の高齢者ドライバーが対象で、前回は433人が参加した。カリキュラムでは、クルマの点検・運転姿勢・車の死角確認・エアバッグ作動実験、滑りやすい路面でのブレーキ体験、交差点での安全な右折方法、見通しの悪い交差点の安全な通過方法など、高齢者の交通事故防止に有効なプログラムを実施。安全装備ESC(横滑り防止装置)の体験も、2会場で実施する。

また、新たに「Superシニアドライバーズスクール」として、運転歴30年以上のベテランドライバーを対象に、高齢ドライバーのための交通安全運転教育プログラム「いきいき運転講座」の座学とデモを組み合わせた体験や先進安全技術の試乗体験を導入したカリキュラムも6会場で実施する予定。

申し込み方法:ハガキに、(1)住所、(2)氏名、(3)年齢、(4)性別、(5)運転歴、(6)連絡先電話番号、(7)持込み車両名を明記のうえ、各開催地のJAF担当係にお申し込む。

《レスポンス編集部》

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