23日、北京モーターショー(Auto China 2010)が開幕した。今やアメリカを抜いて世界最大の市場となった中国での、文字通り世界最大のモーターショーが始まった。5月2日まで開催される。
今回のショーの目玉は電気自動車(EV)だ。現地資本メーカーはこぞってEVコンセプトを出展しており、まさに「EV一色」といった様相を見せている。ボディタイプもセダン、SUV、コンパクト、シティコミューターと、あらゆるタイプのEVが展示され、ゼロエミッション社会の実現に向けた中国の勢いを感じさせる内容となっている。
欧州メーカーは上級グレードを中心に、富裕層に向けた中国市場専用車を多数出展。ほか、フェラーリ『599GTO』、メルセデスベンツ『シューティングブレークコンセプト』などが世界初公開となる。
日本メーカーでは光岡自動車が中国でのモーターショーに初出展。スペシャリティカーである『オロチ』や『ヒミコ』を展示し、中国市場にその存在感をアピールする。
今回は16か国からおよそ2100の企業が、約20万平方mという広大な会場で展示を行う。
4月23日、24日がプレスデー、一般公開は4月27日から5月2日まで。