ホンダは、ロー&ロングフォルムを強調した車体に水冷・4ストローク・V型2気筒1300ccエンジンを搭載した大型クルーザーモデル『VT1300CR』を4月28日、『VT1300CS』を5月18日にそれぞれ発売する。
VT1300CRとVT1300CSは、ホイールサイズやハンドルバー、フェンダーなどをそれぞれ専用設計とすることで、タイプの異なる個性的なスタイリングを実現している。それぞれ、前・後輪連動ブレーキシステムにABSを組み合わせた、コンバインドABSをタイプ設定している。
VT1300CRのデザインは、重厚でレトロなイメージでまとめた。フレームは、ステアリングヘッド部を低く設計し、ロー&ロングの特徴的なスタイリングで、フロントに17インチ、リアに15インチの幅広いタイヤを採用した。タイヤを覆うような深い前・後フェンダーを装備することで、重厚でレトロな雰囲気を醸し出している。
VT1300CSのデザインは、スポーティーでストリートテイストあふれるイメージでまとめた。フロントは大径の21インチ、リアには15インチのタイヤを装着し、前・後フェンダーは軽快なナロータイプを採用しスポーティーな外観としている。
エンジンは、VT1300CR、VT1300CSともに水冷・4ストローク・V型2気筒1300ccを搭載し、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)の採用などで高い走行性能を発揮する。また、エンジンの外観はVT1300CRはブラックを、VT1300CSはシルバーを基調に、それぞれシリンダーヘッドカバーにクロームメッキを施し、美しいデザインにこだわった。
価格はVT1300CRが124万9500円、VT1300CS<ABS>が132万3000円。