ブリヂストンは、欧州統括子会社であるブリヂストン・ヨーロッパ(BSEU)がランフラットタイヤ・UHP(超高性能)タイヤの生産能力を増強する。
ポーランドの乗用車用タイヤを生産するポズナン工場に約1億0500万ユーロを投じて2012年1月に生産能力を増強する。生産能力は2014年1月時点で日産約5600本増加し、日産約2万9200本に達する見込み。
欧州での2009年のランフラットタイヤ・UHPタイヤの販売量は、前年比で伸びており、中長期的にも需要の拡大が見込まれる。特にランフラットタイヤは、乗り心地をノーマルタイヤ(通常タイヤ)と比べても遜色ないレベルまで改善した第3世代のランフラットタイヤが好評なため、高い成長が見込まれることから生産能力を増強、タイムリーに商品を供給していく。