ボルボ・カーズ・ジャパンは5日、『XC60』のパワーステアリング油圧パイプ固定スクリューに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年6月8日 - 同年11月23日に輸入された486台。
パワーステアリングの油圧パイプをステアリングギヤボックスに固定するスクリューの組み付け工程が不適切なため、スクリューのねじ山が損傷し、パワーステアリングオイルが漏れ、火災に至るおそれがある。
全車両、スクリューを点検し、損傷しているものはギヤボックスの取り付け部を加工し、スクリューを新品と交換するとともに、ナットを追加して固定する。
不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。