住友ゴム工業は、2010年度のモータースポーツ活動計画を発表した。
四輪モータースポーツ活動で「ダンロップ」ブランドは、国内で人気のあるSUPER GTシリーズを中心に活動を行う。「GT500」クラスは昨シーズンに続いて「EPSON NAKAJIMA RACING」と「LEXUS TEAM SARD」の2チームにタイヤを供給する。
海外では「ルマン24時間耐久レース」への大会協賛と有力チームへタイヤを供給する。またドイツでの人気レース「ドイツツーリングカー選手権(DTM)」へのワンメイクタイヤ供給や、オーストラリアでの人気レース「オーストラリアV8スーパーカー選手権」へのワンメイクタイヤ供給など幅広く活動する。
さらに「全日本ラリー選手権」、「全日本ジムカーナ選手権」、「全日本ダートトライアル選手権」、「全日本カート選手権」などの幅広いカテゴリーでタイヤを供給し、各クラスでタイトル獲得を目指す。
このほか、モータースポーツの裾野を広げるため「フォーミュラチャレンジ・ジャパン」、「Vitzチャレンジラリー」、「レーシングカート」など、トップドライバーを目指す入門レースにもタイヤを供給する。
「ファルケン」ブランドでは海外のレースを中心に参戦する。ドイツで開催される世界最大の参加型レース「ニュルブルクリンク24時間レース」やアメリカを中心に開催される「アメリカン・ルマンシリーズ」の参戦車両へタイヤを供給する。
一方、二輪モータースポーツ活動ではFIMロードレース世界選手権に、17年連続タイトル獲得「250cc」クラスの後継として2010年に新設された「Moto2」クラスへワンメイク供給する。また14年連続タイトルを獲得している「125cc」クラスでも多くの有力チーム、ライダーへのサポートを継続する。
国内レースでは2年連続ダブルタイトルのシリーズチャンピオンを獲得した「全日本ロードレース選手権」、「全日本モトクロス選手権」の連続チャンピオン獲得とともに、「全日本トライアル選手権」を加えた3冠達成を目指す。