TCMは25日、ショベルローダ、フォークローダの『ZW140』『ZW150』計2車種(日立ブランド含む)の走行モーターに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年10月5日 - 09年8月26日に製作された124台。
走行モータの制御用電気配線で、配線を固定するブラケットが原動機の振動と共振して配線が断線し、走行不能になるおそれがある。
全車両、配線固定用ブラケットを対策品に交換するとともに、制御用電気配線を点検し、損傷しているものは配線を新品に交換する。
不具合発生はなく、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。