[動画]アウディ R8スパイダー でDTMドライバーが激走

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R8スパイダーのPR映像
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アウディは15日、『R8スパイダー』の新しいPRビデオを、動画共有サイトで公開した。アウディのDTM(ドイツツーリングカー選手権)ドライバー、マティアス・エクストローム選手が、華麗なテクニックを披露している。

R8スパイダーは、2009年9月のフランクフルトモーターショーでデビュー。クーペボディの『R8』に加わったオープンバージョンだ。ルーフは流行のメタル製ではなく、ソフトトップを採用するが、これはメタルルーフ化による重量増を避けるのが狙いである。

ソフトトップはスイッチ操作により、全自動でトランクに収納。トップの開閉に要する時間は、19秒となっている。走行中でも50km/h以下なら、トップの開閉が可能。ロールオーバーバーなど、安全面は万全の備えを見せる。3層構造のソフトトップは、高い耐候性と遮音性を実現。クローズ時の車内は、クーペと同等の静粛性が保たれる。リアウィンドウはガラス製で、シート後方にはオープン時の風の巻き込みを低減するウインドディフレクターを装備した。

オープン化に伴って、センタートンネル、フロアパン、A/Bピラーなどを補強。それでも、オールアルミ製のASF(アウディスペースフレーム)は、ボディ単体重量がクーペの6kg増の216kgと非常に軽い。車両重量も1720kgに抑えられた。

ミッドシップに置かれるエンジンは、V8が用意されず、ドライサンプ方式の直噴5.2リットルV型10気筒のみ。最大出力525ps/8000rpm、最大トルク54kgm/6500rpmを発生する。トランスミッションは6速MTが標準で、パドルシフト付きの6速2ペダルMT「Rトロニック」はオプション。フルタイム4WDの「クワトロ」との組み合わせにより、R8スパイダーは、0 - 100km/h加速4.1秒、最高速度313km/hと、クーペの3.9秒、316km/hと同等のパフォーマンスを発揮する。

R8スパイダーは、欧州ではすでに販売がスタート。日本では予約を受け付けており、価格は2250万円だ。アウディのDTMドライバー、マティアス・エクストローム選手が、ESPをオフにしてテールスライドを楽しむ映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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