トヨタ自動車はパシフィコ横浜で開催中の「ジャパンインターナショナルボートショー2010」に、大型のクルーザーをはじめ、ガルビューモニター、セミオートワイパー、ストラストコントローラー、ソーラーパネルなど最新の技術を展示した。
しかし、同社のボート事業は厳しく、10数年前に始めてから赤字の状態が続いている。社内からは「早く黒字化を」と言われており、海外での販売を計画しているという。
とはいうものの、ボートは「車の販売と同じように行かず、難しいところが多い」(トヨタ関係者)とのこと。とりあえず、2010年から海外市場の調査を開始する方針だ。
「とにかく身の丈にあった範囲でやることが大事です」(同)という言葉を最後に残した。