ソニーは同社製PND『nav-u』シリーズのうち、3.5インチモニターを備えた機種をフルモデルチェンジ。26日に発表した。新機種「NV-U35」はIPX5相当の防滴性能を備えたことが最大の特長で、多少の雨であれば屋外でも使うことができる。
NV-U35は昨春に発表された「NV-U3C」の後継となる、nay-uのエントリーモデル。市場での予想価格は3万7000円前後と、NV-U3Cの発売開始時と同レベルでありながら、内部メモリー容量を4GBから8GBに拡大した。
メモリー拡大に伴って市街詳細地図の収録エリアは1335か所(NV-U3C比で面積比率が約10倍)となり、渋滞統計情報を用いたルート設定や、個人宅の電話番号検索もできるようになるなど、PNDでありながらフルナビに近い性能を備えている。
最大の特長はIPX5相当の防滴性能を備えたこと。NV-U35はクルマで使うだけではなく、徒歩や自転車でも使うことができる専用モードが用意されているが、こうした屋外での使用時に効果を発揮する。完全防水ではないものの、小雨程度ならば問題ない。
本体のカラーバリエーションは、ブラック/ホワイト/オレンジの3種類。発売開始は3月13日で、オレンジのみが4月10日となっている