ダイハツ工業は25日、軽自動車『アトレー』『アトレーワゴン』『ハイゼット』など4車種のエアバッグに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1998年12月10日 - 2000年4月18日に製作された6万774台。
ステアリングホイール内エアバッグインフレータの配線経路が不適切なため、配線がステアリングホイールブラケットに擦れて傷つき、配線が短絡して警告灯が点灯し、イグニッションスイッチをONにした際、エアバッグが誤って展開するおそれがある。
全車両、ステアリングホイールブラケットに配線傷つき防止のプロテクタを追加するとともに、配線を点検して損傷しているものは新品と交換する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。