ダッジ チャレンジャーにドラッグレース専用車

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チャレンジャー ドラッグレース仕様
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クライスラーグループは22日、ダッジ『チャレンジャー』の「ドラッグパックプログラム」を発表した。米国内のドラッグレース参戦を目的に、レース専用のチャレンジャーを限定生産する。

ドラッグパックプログラムは、2009年から実施。クライスラーの純正用品開発部門の「Mopar」が、チャレンジャーにドラッグレース専用装備を追加した。昨年は限定100台を販売したが、即完売の人気。そこで2010年も、同様のドレッグレース仕様車を発売することになった。

ベース車両は、6.1リットルV型8気筒「HEMI」エンジンを積む「SRT8」グレード。内装材を大胆に省略するとともに、ボンネットのコンボジット素材化や、サイドウインドウのポリカーボネート化などにより、約450kgもの軽量化を達成した。

さらに、クーリングシステム、フロントブレーキ、スロットルリンケージなどを専用設計。パワーステアリングは未装備で、シートは『バイパー』用のバケットタイプに交換される。トランスミッションは、5速MTまたは6速ATだ。

チャレンジャーのドラッグレース仕様車は、今夏、米国で限定発売。価格は3万9999ドル(約365万円)だ。公道走行は不可で、米国NHRA(ナショナル・ホット・ロッド・アソシエーション)のストック、スーパーストック、コンプエリミネーターの各カテゴリーへの参戦を可能にする。

《森脇稔》

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