三菱自動車の新型コンパクトSUV『RVR』は、『ギャラン』や『ランサー』、『シャリオ』、『ディオン』など、初度登録から13年以上が経過した三菱車を所有するユーザの買い替え需要にこたえるクルマだ。
同社は、「基本的にコンパクトSUVは、乗り換えやすいというのが利点。セダン、ワゴン、ミニバン、新型RVRはどこから来ても受け入れてくれる。まず、買い替えを考えている三菱車ユーザの受け皿となるのが第一だ」と話す。
自銘柄からの乗り換えが6 - 7割と予測している同社。「25万円の補助金対象となる初代RVR、『パジェロイオ』などからの移行が多いと思われるが、『コルト』などからのアップサイズもあるだろう」という。
また、セダン市場の落ち目を見すえ、同社には新型RVRにこんな期待の声も。
「三菱の古いセダンに乗るすべての人たちに新型RVRをおすすめしたい。セダン(というクルマのタイプ)によっぽどこだわる人以外は、次に買うクルマにセダンを選ばないでしょう。マルチに使えて低燃費で、ある程度の上質感がありコンパクトで取り回しがいいという新型RVRに、三菱車ユーザはスムーズに移行できると思う」