【アウディ TT RS クーペ日本発表】エクステリアは空力の結果

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アウディジャパンが2日に発表、発売したアウディ『TT RSクーペ』のエクステリアデザインについて、アウディ・ジャパン営業本部商品企画部長、野田一夫さんは「主に空力の処理が施されています」という。

「まず、フロントバンパーの形状について、両サイドにより大きなエアインテークがあることと、その外側のエッジを大きく立体形状にしています」と特徴を話す。左側のエアインテークはトランスミッションに、右側は補助ウォータークーラーに走行風を送るものだという。

そして、リアに関しては、「通常の『TT』は電動でせり上がるスポイラーですが、それよりも大型のスポイラーを固定式で装着しています。この目的は高速時のダウンフォースを獲得するためで、ブレーキング時や走行時の安定性が増しているのです」という。開発する際、実際にニュルブルクリンクなどサーキットを走ったり、アウトバーンなどでの超高速走行での安定性に効果があったという。

また、エクゾーストパイプが楕円形であったり、リアスポイラーや、ボディ下面に配置されたディフューザーによって、止まっている時でも高速での高い性能をアピールするデザインになっているとも語る。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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