2日、アウディジャパンはアウディ『TT RSクーペ』を発表、同日より発売を開始した。
アウディ・ジャパン営業本部商品企画部長、野田一夫さんは「初代『TT』は1998年に発表され、バウハウスの要素を取り入れた大変新しい形をしたクルマで、発表した当時は自動車業界のみならず、デザインの世界に大きなインパクトを与えました」と初代を位置付ける。
また、現行TTは「初代のデザイン性、スポーツ性を受け継ぎ発売され、現在に至るまでコンパクトスポーツカーセグメントで確固たる地位を獲得しています」という。
そしてTT RSクーペは「4WD機構を量産乗用車に初めて採用し、5気筒ターボ付きというユニークなエンジンを搭載し、自動車業界に大きなセンセーションを巻き起こしたアウディ『クワトロ』のパッケージを復活させたモデル」だと話す。
これらを踏まえ、「パワートレインとデザインの革新、これら2つを合わせたクルマ、それがTT RSクーペです。このクルマは高いパフォーマンスを表す証しとしてアウディのモデルの中で、トップレンジのモデルのみが名乗ることが許される「RS」の称号を付けてデビューすることとなったのです」と語った。