アウディが新しいボディタイプを発表した。その名は『A5スポーツバック』。アウディでは“スタイリッシュ4ドアクーペ”と位置付け、クーペのエレガンス、セダンのプレステージ性、アバント(ワゴン)の機能性を融合させたものだという。
このデザインを担当したアウディAGのB/Cプラットフォーム、エクステリアプロジェクト担当セザール・ムンタダ氏は、「スリークォーターリア(リア斜め後ろ)から見たデザインが一番お気に入りです」という。
「ここから見ると、Cピラーからリアフェンダーにかけてピンと張りつめた緊張感と流麗感を感じるのです。これらは、どこかひとつの要素ではなく全てのバランスがそうさせているのです」
「例えばトランク部分の長さや角度大きさなど非常にデリケートにデザインしています。本当に特別なのです。屋外で見ると、鼓動が高鳴ると思います。凄くきれいなのです」と強調する。
「おそらくここを見た人は手で撫でてみたくなるでしょう。街中で見たらきっとここの部分だけ汚れが無いかもしれませんね」と自信の笑みを見せた。