そして特徴のひとつが、メーカーが直接参戦できないため、プライベーターにマシンを供給する形が採用されていること。そのため、日産は、イギリスの新設チームで日本の相撲にちなんだというSUMO POWER GTと、2000年設立でこれまで7勝を挙げているスイスのSWISS RACING TEAMの2チームに2台ずつ供給する(レギュレーションで同一車種は4台まで)。
ドライバーラインナップは、SUMO POWER GTの1台目には、2年前までSUPER GTに参戦していたミハエル・クルム(昨年の35号車もドライブ)と、イブシ銀のハコ乗りとして知られるピーター・ダンブレック(英)が乗る。もう1台は2名とも調整中。
SWISS RACING TEAMは、3号車が元F1ドライバーのカール・ヴェンドリンガー(オーストリア)と若手のヘンリ・モサー(チェコ)のコンビ。4号車はひとりが若手のマックス・ニルソン(スウェーデン)で決定しているが、もうひとりは調整中だ。SUMO POWER GTのカーナンバーに関しては、22と23で申請しているとした。