日産 モータースポーツ 2010…SUPER GTは3台、FIA GT1世界選手権は4台のGT-R

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10年型GT500仕様R35型GT-R
  • 10年型GT500仕様R35型GT-R
  • GT500のドライバー、柿元総監督、眞田NISMO社長でフォトセッション
  • 日産陣営のエース車両23号車の布陣。左から鈴木豊NISMO監督、ブノワ・トレルイエ、本山哲
  • 闘将・星野一義監督率いるTEAM IMPULは、3年目の松田次生(右)と、新加入のロニー・クインタレッリ
  • 近藤真彦氏率いるKONDO RACINGは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(左)と、新加入の安田裕信のコンビ
  • 23号車はタイヤをスイッチ。ブリヂストンからミシュランとなった
  • 日産自動車グローバルモータースポーツプログラムダイレクター兼NISMO取締役社長の眞田裕一氏
  • 日産系チーム総監督の柿元邦彦氏
日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO、ニスモ)は10日、今シーズンのグローバルモータースポーツの活動概要を、日産本社にて発表した。

国内は例年通りのSUPER GT(スーパーGT)に参戦し、海外では毎年参戦している『ティーダ』での中国ツーリングカー選手権に加え、今年から開催されるFIA GT1世界選手権にR35型『GT-R』で参戦する(昨年は前身のFIA GT選手権に参戦していた)。

また、日産・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)のバックアップを受けた6名の若手ドライバーも紹介。フォーミュラチャレンジ・ジャパンや全日本F3選手権ナショナルクラスへの参戦を支援するとした。

SUPER GTには、昨年から1チーム減り、3台体制で参戦する(R35型GT-Rが初参戦した08年は5台体制だった)。日産自動車グローバルモータースポーツプログラムダイレクター兼NISMO取締役社長の眞田裕一氏は、「日産チームの持てる力を最大限発揮し、集中して戦えるようにするために3台とした」とコメント。

ワークスチームのNISMO(23号車)に加え、元祖“日本一速い男”星野一義氏率いるTEAM IMPUL、最近は日本モータースポーツ界の顔としても活躍しているタレントの近藤真彦氏率いるKONDO RACINGの3チームが参戦する。

往年の日産のワークスドライバーの長谷見昌弘氏が監督を務めるHASEMI MOTOR SPORTは、今シーズンはGT300クラスから『フェアレディZ』で参戦することも併せて紹介された(同チームは前身の全日本GT選手権初年度からGT500クラスで参戦しているが、01 - 03年にもGT300クラスで闘っている)。昨年はMOLAもGT300クラスでZを走らせたが、今のところHASEMI MOTOR SPORT以外は話がない模様だ。

チームは以下の通り。カーナンバー、エントラント、ドライバー、監督、車両名、タイヤメーカーの順だ。

23号車 NISMO 本山哲/ブノワ・トレルイエ 鈴木豊 MOTUL AUTECH GT-R ミシュラン
12号車 TEAM IMPUL 松田次生/ロニー・クインタレッリ 星野一義 カルソニック IMPUL GT-R ブリヂストン
24号車 KONDO RACING ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信 HIS ADVAN KONDO GT-R ヨコハマ

マシンはもちろんGT500仕様のR35型GT-R。昨年からの最大の変更点は、エンジンの排気量が4.5リットル(型式:VK45DE)から、レギュレーションで規定されている3.4リットル(型式:VRH34A)になったこと。排気量を変更した狙いは、昨年まで大きく戦績に影響したという性能引き下げ措置を避けるためだ。

既にテスト走行も行われており、今年も日産系チーム総監督を務める柿元邦彦氏は「4.5リットルと遜色のない素性の良さを感じている」とコメントしている。なお、エンジンはレース専用に開発されたものではなく、市販車のものをベースにしたという。

タイヤに関しても大きな動きがあり、23号車は長年装着してきたタイヤをブリヂストンからミシュランにスイッチ。これにより、3台とも異なるメーカーのタイヤを履くことになるが、これはメーカーによってサーキットごとに得手不得手があることから、偏りを避けるための戦略と説明された。

ドライバーは、まず23号車が今年もチャンピオン候補の最有力である本山哲/ブノワ・トレルイエの盤石のコンビ。12号車は、3年目の松田次生と、昨年はHASEMI MOTOR SPORTの3号車で1勝を挙げたロニー・クインタレッリの新コンビ。24号車も新コンビで、4年目のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと、昨年はクインタレッリの相棒だったNDDP出身の安田裕信だ。ドライバーを代表して本山が挨拶を行い、「ドライバー、監督、NISMO、日産のスタッフ全員でがんばって王座を奪還し、シーズンの終わりには明るい話題を提供できるようにしたいと思います」とした。
《デイビー日高》

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