シトロエン DS3 日本公開…坂本龍馬のようなクルマ

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シトロエン『DS3』は昨年のジュネーブショーで発表された『DSインサイド』の市販モデルで、同じく昨年のフランクフルトモーターショーで発表された。日本では、3月より先行予約受付が開始され、6月より発売が開始される予定である。

DS3には3つのポイントがあるとプジョー・シトロエン・ジャポン、マーケティング部 商品企画グループ、関 博幸さんはいう。

「シトロエンは昨年、新しいブランドロゴに変わって、印刷物にはブランドロゴの下に必ずサブタイトルが入っています。それは“Creative Technologie(クリエイティブ・テクノロジー)”創造的な技術という会社の目標です。このクリエイティブ・テクノロジーのシンボルとなるのがDSシリーズ第1号となるDS3です。当然第2号第3号と続きます」

DSの頭文字が意味することについて関さんは「“Different Spirit”ということで、いままでとは違った精神ということです」と語る。

「テレビの大河ドラマで坂本龍馬が大変人気ですが、これは幕末の志士たちが新しい時代を切り開く物語です。新しい精神、新しいものをいまの閉塞した社会に持って行きたいという思いで頑張っていた、というのが皆さんの心を動かすと思うのです。我々はこのDS3でシトロエンが日本のマーケットにおいて、存在感を出し、皆さんの心を動かすことが出来たらと思っています」

2つめの特徴として、「“ビークルパーソナリゼーション”を用意しています。これは一言でいうと、お客様が好みのデザインパーツを選択してもらって、好きな1台を作ってもらうというシステムです」。

3つ目は、ドライブトレイン。「2モデルを設定し、1つは1.6リットル自然吸気ガソリンエンジンに、ATの組み合わせ。もうひとつは直噴ツインスクロールターボエンジン150馬力にMTを設定したモデルを投入します」。これにより、今年の販売目標は600台を目指している。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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