ダイハツ、一汽吉林との合弁を解消

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ダイハツ工業は、一汽吉林汽車との折半出資による合弁でのボデー部品製造事業を解消する。合弁会社一汽ダイハツ(吉林)車体部品(FDJB)について、出資持分のすべてを吉林汽車に売却、1月4日付で合弁を解消した。

吉林汽車とダイハツは協議した結果、吉林汽車での一汽グループの総合力発揮、ダイハツの経営資源の選択と集中による一層の経営効率化を目指し、FDJBの経営権を吉林汽車に移管することで合意した。

合弁解消後の新会社は吉林汽車の子会社として、引き続きボデー部品の製造を継承する。

技術ライセンス契約は継続するため、ダイハツによる吉林汽車への部品供給などの協力関係は維持する。ただ、ダイハツは市場の成長が見込まれる中国市場での戦略の練り直しを迫られる。

《レスポンス編集部》

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