気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。2010年1月7日付●財務相に菅副総理、藤井氏辞任、戦略相は仙谷氏兼務(読売・1面)●米の新車市場失速、大手3社の不振響く(読売・8面)●インドEVメーカー「レヴァ」日本市場参入を検討(読売・8面)●京王電鉄HPも改ざん、新型ウイルス(読売・32面)●JAL社長「現役は必死」OBに「最後のお願い」(朝日・6面)●トヨタ車、インド好みの仕様、小型車割安の訳(朝日・10面)●乗用車工場、北京に増設、現代自動車(朝日・10面)●ホンダ新車販売「10年度は減少」09年度比(朝日・10面)●夢を紡ぐ、地球に優しい新技術:燃料電池車、本田技術研究所上席研究員・藤本幸人さん、「未来カー」へ今9合目(毎日・7面)●プリウス国内販売首位21年(産経・3面)●“庶民の足”今や趣味? インド、モーターショー(産経・10面)●トヨタとホンダ、中国販売2割増、09年、車台数(東京・8面)●年末年始は遠出敬遠1000円高速渋滞(日経・3面)●09年の米新車市場、現代自動車、低価格車で躍進(日経・11面)●危機後産業潮流、日本発新技術、環境車で先頭走る、トヨタ、世界標準狙う(日経・11面)●商用車2社、コスト削減額上積み今期、いすゞ100億円増見込む(日経・15面)ひとくちコメント昨年の米国市場における新車販売台数が明らかになった。6日付夕刊で各紙が速報しているが、きょうも毎日と東京を除き各紙が詳しく分析した解説記事などを取り上げている。09年の米新車販売実績は1043万台で前年に比べると21%減も落ち込んだ。その結果、すでに11月末の時点で1200万台を超えた中国が初めて「世界一」の座を獲得したため、産経などは「中国,初の世界一」というタイトルがおどっている。読売も27ぶりの低水準となった米国の新車市場の「失速」を指摘し、中でも米ビッグ3の不振が目立つと強調している。朝日も「米中逆転」を中心とする内容だが、米国市場についてはこの先「景気動向などに左右されやすく、予断を許さない」としながらも「底打ち感」もみられると報じている。こうした中、日経は自動車各社の米販売実績をベースにシェアの動向を比較しているが、08年に比べたシェアの増減幅では韓国の現代自動車(傘下の起亜自動車含む)が順位は7位で変わらなかったものの、2ポイント増と7.1%まで上昇。6位の日産自動車(7.4%)に迫る勢いだと伝えている。中国でも新工場の建設を予定するなど、日本車メーカーも現代グループの攻勢ぶりは侮れない。
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