英国マクラーレンオートモーティブが、2011年に発売予定の新型スポーツカー、『MP4-12C』。動画共有サイトでは、そのプロトタイプの同乗試乗の様子が公開されている。マクラーレン『MP4-12C』は、F1参戦から得られたノウハウを注入して開発されたスーパーカー。ミッドシップに置かれるエンジンは、独自開発の「M838T型」3.8リットルV8ツインターボで、最大出力600ps、最大トルク61.2kgmを引き出す。このエンジンは、ドライサンプオイル潤滑システムなどを採用しており、車体中央の低位置へマウントされる。MP4-12Cのハイライトが、「カーボンモノセル」。これは、市販車としては世界初のワンピース構造のカーボンファイバーセルだ。キャビンを取り囲む強固なカーボンセルは、F1マシンと同じ考え方で、単体重量はわずか80kgという軽量さを誇る。トランスミッションは、パドルシフト付きの7速2ペダルMT。動力性能は公表されていないが、0-100km/h加速は3秒台前半、最高速は320km/hオーバーと予想される。これは、ライバルのフェラーリ『458イタリア』の0-100km/h加速3.4秒、最高速325km/hと同等だ。このMP4-12Cのプロトタイプに、米NBCの人気プレゼンター、そして熱狂的カーマニアとして知られるジェイ・レノ氏が同乗試乗。極めて高いハンドリング性能の一端を示した映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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