【日産 フーガ 新型発表】らしさの追求

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新型日産『フーガ』のインテリアをデザインした、デザイン本部プロダクトデザイン部の小田島貴弘さんは、デザインをする際に意識をしたのは北米と日本だという。しかし、あくまでもグローバルカーなので基本仕様は共通となっており、例えば、銀粉本木目はどの国の仕様にも設定がある。

そしてメイン市場は北米。「北米ではスポーツセダンという位置づけで、走りで評価されているクルマなので、どちらかというとドライバー目線のデザイン。日本では、“セド・グロ”の延長と『クラウン』対抗なのでちょっとクルマの使われ方が違うと思います。なのでどちらも意識しながらデザインしました」という。

「韓国・中国・ロシアも意識はしました。が、デザイン上、高級感という表現はどこの国でも通じると思っているので、そういう意味では、フーガらしさという表現に集中することでちゃんと出ていると思います。フーガらしさというのを万国共通にしていきたいという思いを持っています」

「インフィニティとかフーガというブランドにぶら下がるのではなく、良いデザインは(社内外でも)波及するので、そういうお手本になっていくデザインになれば良いと思ってやりました。その結果、フーガであることで世界中に受け入れられるようになるといいと思っています」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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