鳩山政権初の議員連盟「民主党二輪車ユーザーを支援する議員連盟」(二輪車ユーザー議連)の役員人事が9日決定し、正式に発足した。
「二輪車の健全な普及を図り、交通社会の安全に寄与し、多くの中小零細企業からなる業界に対しても育成を図っていく」ことを議連の目的とする。
交通環境の中でのオートバイの位置付けやエコバイク減税など、他の車両に比べて施策が話し合われるものと思われる。
同議連顧問の渡部恒三前民主党最高顧問は、「松木君に言われて来てみたら、枝野君もいるからこれは予算を削る会かなと思ったんだけどオートバイの会だった」と渡部節で挨拶。
「私は50年前、26歳で県会議員の選挙に出たとき、自動車なんてものはなかった。オートバイが最も高速交通だというので、乗せられて3日ほど選挙で山の中をかけずり回った記憶がある」
「時代は変わって自動車があふれる時代に、選挙で勝つにはオートバイに乗って歩くという時代になった。私は国家公安委員長になって、道路交通法の改正にも二度ほど携わったことがある。オートバイの振興、非常にいいことなので、みなさんといっしょに力を合わせてがんばりましょう」と、話した。