【日産 フーガ 新型発表】見て、感じて、触れて欲しい

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フーガ新型
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新型日産『フーガ』のインテリアは、カラーリングや革の質、触感に非常にこだわったという。

デザイン本部プロダクトデザイン部の小田島貴弘さんは、まずカラーコーディネイトについて、「色の見切りなども含め、どんなふうに見えるか。カラーデザイナーと相談しながらデザインしました」という。

特に、陰と陽の表現はかなり気にしたという。「真っ黒の内装というのは非常にカッコいいですが、それ以上にプレミアムインテリアパッケージでは、微妙な色合いの良さも感じて欲しいです」と語る。

また、同じプレミアムインテリアパッケージのスエード調ルーフについて、「スウェードと同じような毛の表現をしており、触感も同じようなものになっています。プレス成形なので、成形するごとに毛の倒れ具合が変わったりして、製品化には苦労しました。そのつどブラッシングするわけにはいかないですし」という。撫でてみると指の跡がつくくらい柔らかい触感だ。

そして、セミアリニン本革シートの触感にもこだわったという。「クルマの内装の革は、耐久性、耐硬性を考えると風合いが無くなってしまいます。逆に風合いを出すと耐久性がなくなったり、シミになったり汚れが付きやすかったり、表面がはがれやすかったりします。そのあたりのバランスはうまく取れたと思います」と説明する。

「最初に触った雰囲気から従来の製品とは全然違うとわかります。ぜひ、べたべた触ってみてください」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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