パイオニアと日産、渋滞情報の相互活用を開始

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パイオニアは、日産自動車と提携して、パイオニアの「スマートループ渋滞情報」と、日産の「カーウイングス・プローブ情報」の相互活用を10月から開始したと発表した。

パイオニアは精度の高い交通情報を把握して、ドライブに有益な情報を提供することを目的とした「スマートループ構想」を2006年に提唱、今回の提携で、このスマートループ構想を強化する。

両社は月に一度、データ交換を行い、それぞれの交通情報に反映していく。これによってより精度の高いルート探索を顧客に提供していく。

パイオニアのスマートループ渋滞情報は、VICS情報に加え、カロッツェリアカーナビユーザーの車から得られるリアルタイム渋滞情報を収集した「リアルタイムプローブ情報」を基に提供している。今回の相互活用では、スマートループ渋滞情報の元となる走行履歴データを両社で活用していく。

日産のカーウイングスは、VICS情報に加え、カーウィングスを利用した車の走行履歴を収集することで、交通情報提供対象道路を拡大するとともに、独自の交通情報を配信している。今回の相互活用では、この走行履歴データを両社で活用する。

《レスポンス編集部》

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