ミクニは12日、同社製「暖房用燃焼式ヒータ」について、火災が発生するおそれがあるとして、国土交通省に対し自主改善を実施すると報告した。
対象となるのは、2005年2月1日〜2009年10月3日までに補用品として出荷したバーナヘッド一式または燃料ポンプ558台。
大型観光バスの車室内暖房用の燃焼式ヒータで、バーナヘッド(燃焼機)の燃料ポンプ構造が不適切なため、燃料ポンプから燃料が漏れ、漏れた燃料がヒータの熱により発火するおそれがある。
全車両、燃料ポンプを対策品と交換する。
不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。