シャープとパイオニアは、携帯電話とカーナビゲーションシステム間のシームレスな連携を実現する規格「フォトリモ@ナビVer.1.0」の技術仕様を公開した。
技術仕様を参照することで、端末メーカー、サービス事業者にフォトリモ@ナビVer.1.0対応の端末やサービスの開発を促すのが狙い。
これによって目的地設定などの情報を埋め込んだ「地点情報付きフォトリモ画像」を、ウェブサイトから携帯電話にダウンロードし、Bluetooth(ブルートゥース)を介してフォトリモ画像に付加されている地点情報を携帯電話からカーナビに転送されて、特別な操作をせずに目的地設定が簡単にできるサービスや、目的地を設定したカーナビから接続している携帯電話を介して、到着予想時刻を指定した宛先にメールで送信するサービスなどを想定している。
カーナビ画面に携帯電話への不在着信、未読メールがきたことを表示するサービスなども実装する。
今後、両社は規格対応の端末やサービスの普及を積極的に推進する。